ふそう キャンター 4P10 DPF手動再生できない

既存のお客様からの依頼です。

8月6日にマフラーの手動再生ランプが点灯し、ボタン押してもはじまらない現象でした。

車種は 三菱ふそう キャンター 平成28年式 エンジン型式:4P10 走行:122,479km

休車が出来ない為、診断機にて、インジェクター補正値とマフラーDPR差圧計測して、一旦強制再生することにしました。

計測してみると、インジェクターは正常範囲以内で、マフラーDPFの差圧がアクセルベタ踏みで24.4Kpaありました。

 

 

エラーコードは

 

3701-2 DPF差圧センサーによる測定値高すぎ の現在故障

 

差圧センサーも交換とマフラーDPF洗浄です。

 

早速分解してみます。

酸化触媒側です。

 

穴がなくなるほどススで詰まっているのがわかります。

 

水通しで溶損、灰(アッシュ)の詰まり具合を見てみます。

水通ししてみると赤茶色の灰(アッシュ)が大量に出てきました。

 

溶損の方は大丈夫でした。

 

 

洗浄後の数値計測した所、かなり改善されました。

 

定期的に洗浄すれば急なトラブルや運行状況に影響しにくくなり、休車も少なくなります。

 

マフラーDPRまたはインジェクターでのお困りの運送会社様

 

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