DPRランプ点灯不安定

ホームページを見てのマフラーに関する問い合わせがありました。

 

車種はトヨタのダイナ平成18年式 型式:PB-XZU308V

 

内容伺うと、DPRの燃焼ランプが点灯点滅したり、消灯したり

 

で点検と見積の依頼がありました。

 

工場から近くの運送会社様でしたので急遽診断機にて検査す

 

ることになりました。

 

詳しく伺うと、他社で見積した時は、燃料系の添加剤を勧めら

れたのこと。

 

 

 

早速診断機接続して、各部点検数値を計測しました。

 

★インジェクター噴射補正値

No.1   3.3mm

No.2   0.9mm

No.3   -1.4mm

No.4   -3.0mm

 

★インジェクター噴射量

噴射量      10.7mm3/st

コモンレール圧  25mpa

水温   60℃

 

★DPR差圧チェック

アイドリング時 -0.7kpa

2000RPM    -1.5kpa 

アクセル全開  12.9kpa

 

DPR燃焼ランプ点灯したり消えたりする症状の原因は差圧センサーの不良と断定でした。

 

マフラー分解・点検・洗浄、差圧センサー交換の見積で後日、施工することになりました。

 

 

 

DPR分解・バブリング洗浄

DPRマフラー分解してみたら、目詰まりしてました。

 

水流テストの様子はこちら※動画あり

 

 

 

水流テスト時にDPRフィルター内部の溶損が無いか、確認し、バブリング装置の水槽に1日漬け込みます。

 

動画はこちらをクリック

DPR洗浄完了後の結果

★インジェクター噴射補正値

No.1   3.0mm

No.2   1.2mm

No.3   -0.9mm

No.4   -3.0mm

 

★インジェクター噴射量

噴射量      10.3mm3/st

コモンレール圧  24mpa

水温   63℃

 

★DPR差圧チェック

アイドリング時 0.7kpa

2000RPM    2.0kpa 

アクセル全開  6.9kpa

 

アイドリング時の差圧が安定しました。

 

マフラーでお悩みの業者様

DPF・DPD手動再生できないDPD自動再生できない 終わらない手動再生が頻繁になる等、お気軽にご相談ください。

 

また出庫前、走行中に焼けなくなってチェックランプが点灯した等、でお困りのお客様は応急で診断機にて、マフラーの強制再生

 

や点検出来ますのでお気軽にご連絡ください。