DPFメンテのブログを見てご来店
インターネットのホームページを見てマフラーDPFの点検とインジェクターの点検でご来店がありました。
内容は3ヶ月前に他社にて中古でご購入されたマツダのボンゴバンで、上り坂でパワーが出ないとのお悩み、大分からご来店がありました。※エンジンチェックランプ点灯無し、水温正常、白煙・黒煙無し(中古車購入時にはマフラー洗浄済み)
診断機にて点検
早速インジェクターとDPFマフラーの数値を測定しました。
エラーコード:DPF詰まり異常
インジェクター
1.-36
2.-12
3.-36
4.-56
マフラーDPF差圧
アイドリング時 0.7kpa
2000RPM 4.26kpa
アクセル全開 5.26kpa
エラーコードが出てるってことで気になったのが、「DPF詰まり異常」であればDPFの手動再生ランプが点灯するはずなんですが、お客様に確認したところランプ点灯は見たことがないということで、キーオン時のメーター点灯確認してみるとDPFの電球とエンジンチェックランプの電球が点灯しないことが判明いたしました。
メーター分解点検し、DPFとエンジンチェックランプの所が球切れしていたので交換、ランプ点灯動作確認し、エラーコード消去してDPFマフラー強制再生することにしました。
DPFマフラー強制再生実施
早速診断機にてDPFマフラーを強制再生することになりました。
燃焼時間は端末上では80分でしたが、約30分位で正常完了し、再度診断機にて測定いたしました。
エラーコード:なし
インジェクター
1.-8
2.-16
3.-20
4.-28
マフラーDPF差圧
アイドリング時 0.2kpa
2000RPM 1.13kpa
アクセル全開 3.78kpa
各数値は良くなりましたので、あとは実際にお客様と同乗し、上り坂がある道で試運転したところパワーが戻ったのことで安心されました。
今後のアドバイスとしては、再度DPFが詰まり、手動再生の頻度が増える可能性がある為、予防整備としてインジェクター洗浄とDPFマフラー分解洗浄をお勧めさせて頂きました。