以前DPFマフラー洗浄しましたお客様のご紹介で弊社にお問い合わせがありました。
内容を伺いますと、DPF手動再生が出来ないのことでDPFマフラーを洗浄することにしました。
車種は平成20年式 2tキャンター 4M50 冷蔵冷凍車
1.お客様が困っていることは何か(症状・走行距離・発生する時期など)
・DPF手動再生,頻度が多くなった(月に4~5回)
・アイドリング時間が長い
・ストップ&GOが頻繁
2.発生現象や診断機で調べた結果
手動再生ができなくなり、DPF警告灯点灯で入庫
エンジンチェックランプ点灯無し
エラーコード PM禍捕集
夏場は冷蔵冷凍を稼動している為、アイドリニング時間が長いことが詰まりの要因だと推測しました。
実際に分解脱着してみることにします。
3.所見・解決策のリストアップ・優先して解決すること
マフラー分解バブリング洗浄することになりました。
水通しした段階でススの割合が多くインジェクターノズル詰まりの原因も考えられるので、
インジェクター洗浄提案、アドバイス。
施行実施することになりました。
実際の初期洗浄です。(水通し確認)
※画像クリックすると動画見れます。
灰(アッシュ)よりもススの割合が多く見られます。
酸化触媒も水通しで溶損が無いか確認いたします。
ススが堆積しているのがわかります。
※画像クリックで動画見れます。
4.解決までのステップ・時間・コスト
DPF バブリング洗浄、インジェクター洗浄することにより、スス、アッシュの発生を除去、抑制することで再生頻度を短くする又はDPF再生時間を短くすることになります。
5.期待される効果・DPF洗浄後の結果
洗浄後のDPF再生時間計測 15分 正常燃焼でした。
その後、試運転し、DPFランプ点灯orエンジンチェックランプが点灯しないか確認し、問題なかったので作業完了