左記のDPFの表面にありますピンク色と黒色の
物質(粒子状物質)が主にDPFにつまる2つの物質です。
黒色の物質は、煤、カーボン(炭化水素)
炭素(C)と水素(H)とからなる化合物(HC)です。
ピンク色の物質は、灰、アッシュ(硫酸カルシウム)
カルシウムの硫酸塩、石膏の主成分です(CaSO4)
煤は自動再生、手動再生、強制再生で燃焼が出来ますが
灰は燃えずにDPFに溜まっていきます。
DPF内の温度が600℃ほどに上昇する事に対して
煤は550℃~の燃焼温度、灰は1000℃~の燃焼温度を
必要とするからです。
灰が詰まったDPFは洗浄するか、交換するかのどっちしかありません。