今日は長崎県諫早市から160km離れた福岡まで来訪。
平成30年11月、オーナーはディーラーで診断を受け、インジェクター交換することが最善であるとの判断のもと高額な出費であったが、新品交換。
しかし、1~2ヶ月ほどで手動再生の頻度は元に戻り、エンジンチェックランプも点灯発生した。
再度ディーラーへ入庫するとマフラーの交換を勧められ、その交換費用一式でなんと50万円もの見積もりを渡される事態になってしまった。
インジェクターで40万円の出費の後にさらなる追い打ちに悩んでいた時期に、インターネットで調べに調べアクトジャパンのHPにたどり着く。
早速来店後、診断してみると・・・
まさか、交換したインジェクターの数値が悪い、基準値が±5mmに対して1・3・5・6番が異常値を示している。
見る見るうちに洗浄溶剤がどす黒く
DPFも2000回転時に9.1kPpaなので、症状として少々つまり気味だ。結果を伝えインジェクター・マフラー共に洗浄することになり、まずインジェクターの洗浄作業を進めると見る見るうちに洗浄溶剤が黒く変化していく。
燃料ラインが明らかに汚れているのであろう。
手動再生の頻度など、インジェクターの交換だけでは、この症状が解決しない場合があるが今回の場合はそれに当てはまる。
テスターでの結果は良好、改善レベルが半端ない
続いてマフラー(DPF)の洗浄を実施する。
少々つまり気味程度であったが、予防整備としてDPFを長持ちさせるためにオーナーへ提案したところ、オーナーも快く快諾!
結果は以下の通りはっきりと改善されたことが証明された。
インジェクション・DPF系洗浄施工技術料 (全て税抜)
DC-1(DPF)
積載重量 | 施工技術料(円) |
バン・ワンボックス | 44,000 |
小型トラック | 48,000 |
中型トラック |
58,000 |
大型トラック |
88,000 |
WC(DC-1、IC-1同時施工の場合)
積載重量 | 施工技術料(円) |
バン・ワンボックス | 72,200 |
小型トラック | 77,900 |
中型トラック |
91,200 |
大型トラック |
129,200 |
IC-1 (インジェクション)※
積載重量 | 施工技術料(円) |
バン・ワンボックス | 32,000 |
小型トラック | 34,000 |
中型トラック |
38,000 |
大型トラック |
48,000 |
※ご注意
IC-1につきまして
洗浄前の時点で、インジェクターが破損、溶解していて、交換対応になる場合の多い車種がございます。
車検証の型式欄の先頭の英数字が下記の車種です。
KR / PB / PA
例
いすゞ エルフ KR-NKR81LAV
日野 デュトロ PB-XZU411M
三菱 キャンター PA-FE83DEY