今回のハイエースはディーラーの診断で4番インジェクターが機能低下を起こし、ディーラーではインジェクターの全交換が必要と判断した。
その見積もりは、、、、30万円超え!
ハイエースのインジェクター修理としては、高額な部類となりオーナーはディーラーの診断でもあり、仕方ないかなと自分で自分を説得するような気分になったが、息子が日野自動車の営業担当でもあり、一応相談することに。
息子のアドバイスは「燃料タンクに入れる添加剤がいろんな種類あるから試してみたら・・・・」
12万キロ走行している現状を考えると、添加剤に頼るよりも洗浄してみるのもありかなと。
インターネットで検索し、福岡にアクトジャパンがインジェクターで数多くの施工例があることを知り、電話で問い合わせすると、現象に対する考えられる対策が、ディーラーでは全交換のみだったのに、聞けば聞くほど納得できる回答が返ってきた。
早速予約し、糸島から福岡インターのアクトジャパンを訪問。
アクトジャパンでは診断機にかけ現状の状態を数値で見える化。
テスターの診断結果は、4番ではなく2番インジェクターに異常が出ている・・・。
ディーラーが4番と診断したが、何度診断しても4番は正常。
次に噴射補正量をを診断することにした。
数値が大きいほど、新車状態から落ち込んでいることを示すので、つまり異常値となり、現象はエンジン不調や不具合となって表れる。
テスターの診断結果は2番3番の値がよくない。
下記画像の噴射補正量
#2: 0.5
#3:-0.6
実際にインジェクターと燃料ラインを特殊溶剤(診断結果から溶剤のブレンド割合をカクテルのように(笑))で洗浄していく。
段々とシリンダーの中の溶剤が洗浄レベルに比例して見る見るうちに真っ黒に変化していく。
洗浄の経過はいたって順調!
エンジン音も時間の経過と共に静かになってきた。
施工後、診断機で補正量を計測すると、、、
1番がゼロ
2番、「0.5」から「0.2」へ60%改善
3番~4番も半減。
お客様が来店され、エンジン音の静粛性、加速感に驚かれる。
今日も一台、ハイエースが蘇生した!