お話を訊けば、これまで一回もDPF再生を行っていなくて、人間の病気に例えれば、肺がんで胸を開いて診断したがすでに末期症状で手術ができないので縫合だけした・・・。そんな状態の車だった。
マフラー内はすでに糞詰まりの状態になっており、排気も抜けず、うちとしても効果が望めない状況なので本来ならお引取り願う状態であった。
DC-1のDPF洗浄剤の構成ブレンドを調合し数回やるなかで、奇跡が起こった。
なんと、テスターの数値が改善始めたのだ。
続いて燃料系統のIC-1の洗浄処理を行った。みるみる数値が改善されていくのがわかる。エンジン音も静かになっていく。
手間隙かかって大変だったが、無事終了。引き渡しとなって帰っていった。